頭痛やめまい、吐き気には様々な原因がありますが、その一つに気候の変化があります。天気が悪くなったり、台風などが近づいてくると体調が悪くなるようなケースです。気圧の変化に内耳や体の細胞膜などがうまく対応できず、自律神経が乱れて不調をきたしてしまうと考えられています。
また、現代人はPCやスマホを見る時間が多いため、慢性的に目の疲れや首・肩こりに悩まされている方が多いです。その影響で脳の血流が悪くなり、細胞に十分な酸素が供給されないため、頭痛や吐き気を招いてしまっている方もよくいらっしゃいます。
頭痛やめまいは日常的によくありがちな症状ですが、運転中や大事な時にこうした症状が強く現れ出すと大変ですし、患者様の中には実際に嘔吐されたり、夜も眠れなくなってしまったりする方もいますので、早め早めに適切なケアをされることが大切です。
血行不良から症状が出ている場合には、手技や電気治療器、温熱治療器などを使って凝った筋肉をほぐしたり、血行を改善したりしていきます。また、自律神経の乱れから不調をきたしている場合には、微弱電流治療器のエレサスや頚椎の矯正などによってアプローチしていきます。
首や肩の痛み、凝りを訴えられる方が当院では一番多いです。特に20~50代の女性の約65%が辛い肩こりに悩まされていると言われています。
中でも、OLさんを始めとしたデスクワーカーの方は、長時間座った姿勢でPCの画面を見続けるため、血行が悪くなりやすく、慢性的な肩こり・首こりを抱えやすい傾向があります。さらに、画面を見る時の姿勢が悪い方も多く、ストレートネックや腰痛などの症状を併発している方も多いです。
お子さんを抱っこする機会が多いお母さんや冷え症の方なども肩や首の筋肉が凝りやすく、痛めやすいので注意が必要です。
また、日頃の疲労や寝る姿勢、心理的ストレス、過去のむち打ち症歴などにより、寝違いのような強い痛みのある症状が急に現れる場合もあります。
医学的な知識を持たないリラクゼーション・マッサージ店などとは異なり、当院では医療系の国家資格を持った施術者が、筋肉の走行や骨格の配列などに基づき、コリや痛みを和らげていきます。身体が凝って痛みを発しているからと言って、単に揉めば良いかというと、実際にはそういう訳ではありません。どこを、なぜ、どうやって、どういう順番でやるのかなど、全身の状態を診ながら施術を組み立てていきます。
具体的には、手技で筋肉をほぐしたり、干渉波治療器で血行を改善したり、整体・矯正術で歪みを整えたりしていきます。特に、微弱電流治療器のエレサスを使うと、即効性と持続性が高いため、患者様から大変喜ばれています。
肩周りが痛くて腕を上げられない・・・そのせいで服を脱いだり、髪を洗ったりするのさえもつらい。そんな症状でお悩みの場合は、四十肩・五十肩が疑われます。
四十肩や五十肩の原因は、加齢や心理的ストレスなどにより血液やリンパ液の循環が悪くなっていることに加え、肩周りをあまり動かさない生活をすることで筋肉の柔軟性が乏しくなり、何らかの引き金で炎症を起こしたり、筋膜が癒着して関節を動かしづらくなったりしてしまうことだと考えられています。
実際、四十肩や五十肩を訴える方にはデスクワーカーの方が多いですし、利き手と反対の手に症状が起きやすい傾向にもあります。普段スポーツなどをしておらず、腕を動かす機会が少ない方は特に注意が必要です。
四十肩や五十肩は、放置するとますます関節が固まって腕を上げられなくなってしまいます。その一方で、これまではなかなか治すのが難しい症状の一つにも数えられてきました。ですが当院では、微弱電流治療器のエレサスを中心に様々な角度からアプローチすることで、四十肩や五十肩でも良い治療結果を出しています。
まず、炎症がひどく痛みが強い時期には、微弱電流治療器のエレサスを中心に鎮痛を図っていきます。そして炎症がひいてからは、手技や電気治療器、温熱治療器、ストレッチなどで筋肉をほぐしたり、血流を改善したりしていきます。
ギックリ腰は人により様々なきっかけで起こります。急に重い荷物を持った時や、ゴルフのスイングで腰を捻った時、さらには寒い季節に腰を屈めたりしただけでも起こる場合があります。
痛みは突然ですが、もともと筋肉の柔軟性が低かったり、慢性的に疲れていたり、血行が悪かったりするような方の場合、ギックリ腰を起こしやすいと言われています。また、背骨や骨盤がずれていることでも筋肉が緊張しやすく、ギックリ腰を招きやすい状態です。
ギックリ腰になってすぐの時には、炎症の広がりを抑えて痛みを鎮めるために、なるべく動かず安静にして、患部を冷やす(アイシング)ことが大切です。多少痛みがひいて移動できるレベルになったら、当院までご来院ください。
ギックリ腰の急性期には、微弱電流治療器のエレサスを使って、さらに痛みを和らげ、回復を早めていきます。また、炎症が治まってからは、干渉波治療器や温熱治療器、手技などで筋肉の緊張をゆるめたり、血行を促進したりしていきます。背骨や骨盤に歪みがある場合には、矯正を行うことで回復を早めたり、再発を防いだりしていきます。
慢性的な腰痛の原因には、腰の使い過ぎ、姿勢の悪さ、脊椎や骨盤のズレ、筋力の低下、血行不良、柔軟性の低下、強い心理的ストレスなどが組み合わさっているケースがほとんどです。これらの原因により、腰の筋肉が凝り固まり、痙攣して痛みを発しているのです。
そのため、同じ姿勢を続けるOLや長距離運転手の方、重い荷物を持つ仕事をされている方や農家の方、腰を酷使するスポーツ選手の方、骨盤の開く妊婦の方は特に注意が必要です。
たとえヘルニアや狭窄症と診断された場合でも、手術をする前に一度当院を受診されることをお勧めします。欧米の腰痛診療ガイドラインでは、ヘルニアや狭窄症といった診断分類自体が間違っている可能性が高い、と言われているからです。実際に、手術をしてもしなくても予後は大して変わらないことが知られています。
当院では、手技や電気治療、温熱治療によって、筋肉の緊張をほぐして血行を促すのはもちろんのこと、エレサスや矯正によって神経の流れを良くしたり、姿勢を改善したりしていきます。
また、腰の施術はうつ伏せで行われるイメージが強いですが、妊婦さんの場合は専用のチェアーで施術を行うため、お腹への負担を気にせずに受けることができます。(妊娠中の方には電気治療も行いません)
坐骨神経痛とは、お尻から脚の裏にかけて存在する坐骨神経という神経が、何らかの理由で圧迫されて痛みを出しているものだと言われています。
原因は、お尻周りの筋肉の緊張が高くなって神経や血管を圧迫しているものから(梨状筋症候群)、腰椎椎間板ヘルニアなどで神経の根元が圧迫されているものまで様々です。
痛みが強い場合には、微弱電流治療器のエレサスで痛みの感度を抑えます。筋肉の緊張で坐骨神経痛を悪化させている場合は、原因となっている筋肉をストレッチや手技などで緩めていきます。また、腰の骨のズレが原因で坐骨神経が圧迫されている場合は、背骨や骨盤の矯正が有効になることもあります。
変形性膝関節症はご年配の女性で発症しやすく、膝が痛んだり、強張ったり、水が溜まったりするのが主な症状です。膝の軟骨がすり減ったことで骨棘や炎症ができ、痛みを招いていると考えられています。
また、そもそもの原因として、老化によって軟骨の弾力が低下したり、膝を支える筋力が衰えたところに、肥満や姿勢の悪さ、ハイヒールなどで負担をかけ続けたことが挙げられます。
症状が悪化して人工関節を入れないといけなくなるような状態になる前に、早めに治療やケアを行うことが大切です。
痛みのある患部周辺では、筋肉の緊張や筋膜の癒着、血行不良などが起きているため、微弱電流治療器のエレサスで正常な状態へと導いていきます。また、太ももの大腿四頭筋を中心とした膝周りの筋肉を、手技でほぐしたりストレッチで伸ばしたりして柔軟性を高めていくことも大切です。
オスグッドは、成長期のスポーツ少年によく見られる膝の痛みの症状です。骨の成長に対して筋肉や腱などの成長が追いつかないことに加え、スポーツで膝を酷使することで発症しやすくなります。10~15歳の成長期にバスケやバレー、サッカーなどで膝を急激に伸ばす競技を行っているお子さんは、オスグッドを招く可能性が高い傾向にあります。
オスグッドは成長期に無理をしなければ大半は完治していきます。ですが、痛みをこらえて膝を酷使し続けたり、大人になってからも膝を酷使したりすることで、後遺症として痛みが出る場合があるため注意が必要です。
炎症を起こしている膝周りの腱や筋肉には微弱電流治療器のエレサスで鎮痛を図っていきます。また、オスグッドには膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)が大きく関係しています。そのため、ストレッチやマッサージなどで大腿四頭筋を緩めて柔らかくしていくことが大切です。
脚のむくみは高齢者や妊婦、デスクワーク中心の女性によく見られる症状です。原因は運動不足や加齢による血液やリンパ液の循環不良が関係していることが多いです。
特にふくらはぎにある下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)という筋肉が弱っている方は要注意です。下腿三頭筋はつま先立ちをする際に働く筋肉ですが、この筋肉が収縮することで、脚のむくみの原因となる余分な水分を心臓の方向へ押し戻しているからです。
脚のむくみが進むと痛みを発するようになります。さらに痛みのせいで動かなくなり、余計に痛みが強くなる、という負のスパイラルに陥ってしまうこともあるため、できるだけ早めに症状を改善させることが大切です。
当院では、手技やストレッチ、メドマーなどを使って脚のむくみを改善していきます。メドマーはブーツのように脚にはめ込み、空気圧で脚を締め付けたり緩めたりするマッサージ器具で、むくみの原因となっている余分な水分を押し戻してくれます。
また、日頃から運動やストレッチ、マッサージをして、ご自宅で身体のケアをすることもやはり大切です。例えば手すりなどに掴まって、つま先立ちを一定数毎日行う簡単な運動でも、下腿三頭筋を鍛えるのに有効です。
手首や足首の痛みとしては、関節をひねって靭帯が部分的に切れ、捻挫を起こしている場合が多いです。特にスポーツ選手がダッシュ時に足首をひねったり、ジャンプ後の着地に失敗したりするケースや、高齢者の方がつまづいて足首をひねったりするケースがよくみられます。
また、手首に関しては、スポーツや家事、仕事などで過剰に使いすぎると腱鞘炎などを招くことがあり、こちらもよくある症状の一つです。
痛みが出た直後は、炎症を鎮めて痛みを和らげるために氷やアイスパックで冷やすのが有効です。冷湿布では表面しか冷えないので出来る限り氷嚢などを用いましょう。通常4、5日経過すると炎症は治るため、次は血行を良くして痛みを鎮めたり回復を早めたりするために、患部周辺を温めることが有効です。
当院では手首や肘の痛みを訴えられる方にパラフィン浴と呼ばれる治療を行うことがあります。パラフィン浴は温熱療法の一つで、温めることで手首や指、肘の循環を改善させ痛みを軽減させる効果があります。
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